【マクリン式】リライトマクロシートの使い方とコード【ダウンロードあり】

マクリンさんの『サーチコンソールとスプレッドシートを使った、リライトする記事の選び方』はお試ししましたでしょうか??

私も【マクリン式】を使ってリライトしています。

実際に【マクリン式】リライトをやってみた結果も記事にしてみましたので、お時間あるときは読んでみてください。

毎回、この手順を行うのもちょっと面倒なので、【マクリン式】リライトマクロシートをエクセルマクロで作ってみました。

この記事では【マクリン式】リライトマクロシートの使い方とエクセルマクロコードの解説をしていきます。

【マクリン式】リライトマクロシートをダウンロードして使いたい方、使い方やコードが気になる方はぜひ参考にしてみて下さい。

尚、こちらの記事は、リライトの方法がマクリンさん(@Maku_ring)とはけたさん(@excelspeedup)にご協力とご了承いただき作成しました。ありがとうございました。

【マクリン式】リライトマクロシートの使い方

マクリンさんの『サーチコンソールとスプレッドシートを使った、リライトする記事の選び方』でリライトしたいデータを準備しておきます。

【マクリン式】リライトマクロシートをダウンロードして、エクセルシートを開きます

【マクリン式】リライトマクロシートダウンロード(STEP5まで)

【マクリン式】リライトマクロシート(ボタン付)ダウンロード(STEP5まで)

どちらかをダウンロードしたら、リライトマクロシートを開きます。

  1. STEP

    リライトマクロシートを開きます。

    エクセルを開いた時に図のようなポップアップ『セキュリティの警告』が出た場合は、『コンテンツの有効化』を押してください。有効になっていないとマクロが作動しないです。

    リライトマクロシートが開いたら、『Shift+Ctrl+Z』を押すとファイル選択画面が開きます。(ボタン式の場合はボタンを押してください。)エクセルシートを開いても何も表示されてないので、キーを覚えるのが苦手な方は『ボタン式リライトマクロシート』を使ってください。

    ※Macをお使いの方は、ボタン式をダウンロードして使ってください。(Macを使ったことないので、Windowsの『Shift+Ctrl+Z』に代わるキーがわかる方はご連絡いただけると嬉しいです。)

  2. STEP

    『Shift+Ctrl+Z』またはボタンを押すとウィンドウが立ち上がるので、読み込むファイルを選択します.

    ※読み込みに少し時間がかかるので、しばらくお待ちください。

  3. STEP

    CTs差の▼をクリックして『降順』(大きい方から順)に並び替える

  4. STEP

    D列よりC列の方が少なくなっていればリライト対象です。

    CTs差はクリック数が減っている記事をリライト対象とします。 表の1番上だと、『2019/08/13~2019/11/12』のクリック数が79に対して、 『2019/11/13~2020/02/12』のクリック数が47になっているので、CTs差が『-32』になります。

リライトマクロ解説

こちらの【マクリン式】リライトマクロは、はけたさん(@excelspeedup)の『経理・会計事務所向けエクセルスピードアップ講座』を参考に作らせていただきました。 【超簡単】エクセルVBAでCSVファイルを読み込むマクロ はたけさん(@excelspeedup)は、エクセルについての本も出されています。

エクセルのピボットテーブルや関数を勉強するなら、はけたさん(@excelspeedup)の著書がおすすめです。

【マクリン式】リライトマクロのコード
Dim Filepath As String
  With Application.FileDialog(msoFileDialogOpen)
    .AllowMultiSelect = False
    .Filters.Clear
    .Filters.Add "CSVファイル(*.csv)", "*.csv", 1
    .InitialFileName = ThisWorkbook.Path & "\"
    .Show
    
    If .SelectedItems.Count = 0 Then
      End
    End If
    
    Filepath = .SelectedItems(1)
  End With

  Dim WS As Worksheet
  Set WS = ReadCSV.ReadCSV(Filepath:=Filepath, TextColumns:="1")
  
  
  Columns(2).Insert   ' B 列に挿入
Columns(5).Insert   ' E 列に挿入
Columns(8).Insert   ' H 列に挿入
Columns(11).Insert   ' K 列に挿入

  Range("B1").Value = "CTs差"
Range("E1").Value = "Imp差"
Range("H1").Value = "CTR差"
Range("K1").Value = "順位差"

Columns("B").Select
Selection.NumberFormatLocal = "G/標準"
    
 Dim r As Long
    r = Range("A" & Rows.Count).End(xlUp).Row
    Range("B2:B" & r).Formula = "=(C2-D2)"
    
Columns("E").Select
Selection.NumberFormatLocal = "G/標準"
Range("E2:E" & r).Formula = "=(F2-G2)"

Columns("H").Select
Selection.NumberFormatLocal = "G/標準"
Range("H2:H" & r).Formula = "=(I2-J2)"

Columns("K").Select
Selection.NumberFormatLocal = "G/標準"
Range("K2:K" & r).Formula = "=(L2-M2)"

Range("A1").CurrentRegion.Select

Selection.FormatConditions.Add Type:=xlCellValue, Operator:=xlLess, _
        Formula1:="=0"
    Selection.FormatConditions(Selection.FormatConditions.Count).SetFirstPriority
    With Selection.FormatConditions(1).Font
        .Color = -16776961
        .TintAndShade = 0
    End With
    Selection.FormatConditions(1).StopIfTrue = False

 Range("A1").Select
    Selection.AutoFilter
    
 Cells.Select
    Cells.EntireColumn.AutoFit
    
     Range("A1:M1").Select
    With Selection.Interior
        .Pattern = xlSolid
        .PatternColorIndex = xlAutomatic
        .ThemeColor = xlThemeColorDark1
        .TintAndShade = -0.149998474074526
        .PatternTintAndShade = 0
    End With
    
 Range("A1").Select

このマクロでは1行目のみテキスト形式で取り込むようにしています。 ファイル名が常に変わるので、はたけさんのサンプルマクロ『ファイル名を都度入力できるようにする』のマクロを追加、調整しています。 最後はA1のセルにカーソルが来るようにセレクトしています。 なお、ご使用は自己責任でお願いいたします。 不具合などがあった場合も、損害について補償は一切できませんので、あらかじめご了承ください。

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